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かねてから興味があった米国のSalary.comという給与関係のコンサルタントを取材

6月の米国人材マネジメント協会の年次大会参加中に、かねてから興味があったSalary.comという給与関係のコンサルタントのブースを訪問し、取材をしてきました。
同社は自社のサイトで職種ごとに給与に関する詳細なマーケット情報の提供をしています。「Salary.comのサービス開始によって、社員が自分の職務ではどれほどの給与が支払われているかについて情報を入手でき、雇用主にとっては挑戦的な環境が生まれた。求職者や社員は、情報量において雇用主とほぼ同じレベルとなり、以前に比べ有利に給与交渉ができるようになった。もちろん、当社は雇用主にも同様に情報の提供をしており、彼らが適正な給与レベルを決定するのに寄与している。当社のサービスは確かに雇用主にとっては挑戦ではあるが、このサービスが雇用主と社員がもっとオープンで正直な対話をすることを可能にしたと確信している。」と語ってくれました。
日本の人事担当者がSalary.com社のこのサイトを利用して、給与マーケットの仕組みを学習することをお勧めします。「百聞は一見にしかず」。サイトを是非一度訪問してください。 ( http://www.salary.com/) また、Salary.comに関する記事を「人事実務」8月1日・15日合併号に執筆しましたので、参考にしてください。

2008年8月

PMI 野尻賢司が主宰するパフォーマンス・マネジメント研究所Column>かねてから興味があった米国のSalary.comという給与関係のコンサルタントを取材