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アメリカのビジネス社会でも、沈黙は金なりと考える社員が多くいる

私たち日本人は「アメリカ人社員は会議では挙手をしてよく発言する。マネジメントに堂々と自己主張する。」などと理解しがちです。しかし、そのような理解が必ずしも正しくはなく、アメリカのビジネス社会でも、沈黙は金なりと考える社員が多くいることを紹介する記事に出会いました。PMI News26ではハーバード・ビジネス・レビュー(日本語版)9月号にある「沈黙は金なり」症候群(原題:Why Employees Are Afraid to Speak)という記事について考えました。
 著者はペンシルバニア州立大学James R. Detert助教授、ハーバード・ビジネススクールのAmy C. Emondson 教授です。沈黙は金といった社員の態度を止めさせ、社員から自由にアイデアを出させ、発言させるためには、「企業文化そのものを抜本的に見直し、発言によるコスト(即発言者に跳ね返ってくるリスク)とメリット(組織への貢献)について、社員たちの認識を変える」必要があると主張しています。そして、このコストを軽減するためには「リーダーが積極的にアイデアの提案を奨励し、受け入れていかなければならない。」 と述べています。


続きはPMI News26を読んでください。 

2008年2月

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