Column

日本の経営者はアメリカ人事制度のつまみ食いをしている

うだるような暑さも、台風で一服です。いかがお過ごしでしょうか…

日本での成果主義について反省や議論が出始めてもう数年がたちます。招かれた大学院での授業や、研究会での講演で、私が最近使うフレーズは「日本の経営者はアメリカ人事制度のつまみ食い、エエとこ取りをしている」です。 例えばアメリカの会社組織では上司と部下の間でオープンなコミュニケーション風土を作る努力をします。また管理職は権威主義的な態度は取るべきでないとされています。日本企業の経営者はこのような風土つくりについては目を向けず、「成果主義」だけをつまみ食いしているのです。

さて、PMI News#22をお届けします。現在主流となっている人事評価法の問題点について書きました。ご意見ください。

続きはPMI News #22を読んでください。
2007年8月

PMI 代表 野尻 賢司

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PMI 野尻賢司が主宰するパフォーマンス・マネジメント研究所Column>日本の経営者はアメリカ人事制度のつまみ食いをしている