Column

大学講義で若い世代との交流を経験

作家の後藤正治さんが教授に就任した神戸夙川学院大学で4月27日に彼が担当するクラスでグローバルコミュニケーションについて講義をする機会があった。 この大学は「21世紀の観光産業を担うリーダーの育成」を目的にこの4月に新設されたばかりで、現在は観光文化学部だけとのこと。「一部の学生が途中居眠りしたり、あまり熱心に授業を聞かないことがあるかもしれないけれど、気にしないでください。」と依頼する彼も少々不安顔であった。しかしながら予想以上に学生たちは活発に自分の意見を話してくれた。私自身が若い世代の人々と交流でき勉強になったし、エネルギーを分けてもらった。

あるNGOのコンサルタントをしている友人が「次の世代に運動を繋いでいくことに組織が失敗している。」と警鐘を鳴らしている。NGOだけの話でない。家庭、企業、学校においても若い世代に耳を傾けることに、伝えるべきことを伝えるのに大人は失敗しつつある。対話を可能にする環境をどのように形成するかを考えたい。

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野尻 賢司

PMI 野尻賢司が主宰するパフォーマンス・マネジメント研究所Column>大学講義で若い世代との交流を経験