PMI News

PMI News 27

アウトソーシングの波が家庭にも押し寄せ始めている

グローバリゼーションとITの進展は大変な勢いで社会のありようを変えてゆきます。産業界においてはアウトソーシングやオフショアリングはますます勢いを増してゆきますが、欧米の社会では家庭生活、個人生活の分野でも仕事のアウトソーシングが起ころうとしています。この分野ではインドの会社が先行しており、低価格で例えば1ヶ月2000円程度のコストから、こまごまとした仕事を請け負ってくれます。もちろんインドからのサービス提供ですから、ネットと電話を使ってのサービスに限定されます。しかも会社の秘書と同様に、専属のパーソナルアシスタントが割り当てられます。そのアシスタントが多忙な場合はそのエージェント中での他の担当者に回されることがありますが、責任はもともとのパーソナルアシスタントが持ちます。

PMIが調べた限りでは、欧米を顧客対象としており、日本は含まれていませんでした。多分言葉の問題だと思います。しかし、あるエージェントは欧米以外の地域からでも照会あれば話し合うとありましたから、可能なのかも知れません。このような潮流には賛否いろいろな意見が出ること必至でしょう。しかしうまく活用すれば、超多忙な生活を強いられている人々の「ワークライフバランスの実現」に役立つ可能性はあります。早晩日本でもエージェントが、インドからかどうかは分かりませんが、ビジネスを始めるだろうと予測します。

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2008年3月

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