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給与制度

野尻がエクセレントカンパニーの米国本社人事部においてシニア・コンペンセーション・アナリストとして勤務した経験を踏まえ、最適な制度をご提案します。今、日本の給与・評価制度はカオスの中にあります。その根源は、日米の組織文化の差を無視したこと、さらには欧米給与制度とは似て非なる年俸制という極端な成果主義を機械的に導入したこと、あるいは職務評価(欧米では10年以上にわたり職務評価離れが進行中)に基づく職務給を導入したことにより、チームスピリッツの崩壊をもたらしたことにあります。

日本企業の組織革新をもたらし、かつ社員をモチベートする制度を提案

欧米式の制度を機械的に輸入した会社。また逆に、莫大なコンサルタント料を支払い、時間をかけた割にはあまり変化がない制度。「大山鳴動ねずみ一匹」といったことを経験された会社が多くあります。米国の給与制度の現状を懇切丁寧に説明したうえで、顧客にとって最適な制度を構築します。その基本は「企業の組織革新をもたらし、かつ社員をモチベートする制度」です。コストもきわめてリーズナブルな額で、納得していただけます。

トータルリウオード(総報酬概念)で考える

欧米では給与制度を構築する際の基本的考え方は優秀な人材は確保が困難という労働市場の現状を踏まえて、 「優秀な社員を採用・確保し、育成し、モチベートし、長期にわたり勤務させることを実現するために最適な制度」 を構築することなのです。したがって、単に給与だけで方針を立てるのでなく、トータルリウオード(総報酬概念)で考えることが推奨されています。(下図 参照) すなわち大手企業には給与や福利厚生の制度の分野では太刀打ちできないが、中小企業であっても人材開発や職場環境で優れた処遇を実施し、社員をモチベーとすることにより、優秀な人材の確保も可能になるのです。 kyuyo01.gif
PMI 野尻賢司が主宰するパフォーマンス・マネジメント研究所Consulting>給与制度